2025年5月21日。アガベパリ―の発根管理をはじめて17日目。 最初のうちは室内のLEDが弱くあたる棚で、サーキュレーターをつけて管理していましたが、数日前から急に気温も上がり出したので、屋外に置いています。直射日光はあまり当たらないところにひっそりと置いています。 それでも照度を測ると、室内よりはずっと高いんですよね。 SCOOP鉢の側面から、しっかりと根を確認することができました。しかし太い根です。たくましいです。 SCOOP鉢だと、表面は乾いてるけど、下のほうがまだ水分があることがよくわかりますね。本当に優秀な鉢です。 ちなみに、我が家の植物の屋外管理時の置き場所ですが、ここ数年、植物は増え続け、置き方や雨除けの手法を様々検討してきていましたが、最終的にこの形態に落ち着きそうです。 当地では植物を屋外に出しておけるのは最低気温が10度以下にならない、せいぜい6月~10月。5ヶ月間しかありません。 そして、冬季間は雪が積もるので、その植物棚などの屋外管理に必要なものなども、物置にしまわなければなりません。ですので、それらは折り畳みなどができ、収納しやすいものが理想です。 これが我が家の屋外用の植物棚です! 設備を説明していきます。 まずは植物棚にはキャンプなどで使われるであろう、アルミのメッシュのテーブル。軽くて通気性抜群です。もちろん折り畳み可能。次に雨よけ。昨年は1m四方の安価なものを買い、テラスの手摺などに結び付けて設置していましたが、正直、雨を防げているか微妙でしたし、やはりすぐ劣化しダメになりましたので、今年は対候性も耐紫外線効果もある厚手のビニールを「ビニプロ」というECサイトでテーブルに合わせた指定寸法で作ってもらいました。片側はテラスの手摺に紐で結んであります。 もう片側はキャンプ用の伸縮式のポールを3本設置しています。最初、ポールの脚に重しを設置しているだけだったのですが、それだけでは風で倒れやすく、こりゃ机上の空論で失敗したなーと、どう対処するかと悩んでいたところ、ウッドデッキ用のペグというものがあることを知り、それを設置し、ガイロープと自在金具をつけたところ、しっかりとビニールを張ることができました。ポールが伸縮式なので、その高さを変えることで、天気や、雨の程度によりビニール雨除けの角度を変えることができる点がポイントです。 設置後、何度か雨も降ったり、風が強い日もありましたが、ポールが倒れることはありませんでした。 またビニールは紫外線を防ぐ効果もあるということで、照度と紫外線は違うものの、これを設置した5月のよく晴れた日に照度計で照度を測ると直射日光で9万ルクス(5月の太陽光すごい!)直射日光がビニールシートを1枚通すと、8万ルクスになっていました。 そして、このビニールシートの上に、常設用のオーニングを張っていますので、サンサンの直射日光が直撃という環境でもないです。 たぶん塊根植物など育てている方はわかると思うのですが、それらの植物は日光が好きなはずなのに、真夏の直射日光は葉焼けするからダメ、といった、なかなか日光の具合が難しい植物が多いんですよね。紫外線を防ぐことで植物にもいい環境が作れるのならば、願ったり叶ったりではあります。これから経過を観察していきます。 だいぶ脱線していまいましたが、アガベももう少ししたらこの棚に移し、引き続き成長日記を続けていこうと思います。次のコラムへアガベパリ―成長日記 Vol.4 – OSAKAYA OFFICIAL ONLINE STORE