ENVELOPEのレザー製品の紹介 第1回 ポーチ 今から10年ほど前、最初にENVELOPEのレザー製品を見つけたのは何気なくネットを見ているときでした。 無駄を徹底的にそぎ落とした直線的なデザインは、引き算の美学ってこの製品のことだなと感じ一瞬で好きになりました。ENVELOPEとは封筒という意味です。 製造元は日本スエーデンという、スエーデン鋼という北欧スウェーデンにルーツのある特殊な金属型枠の会社で、ポーチの裏地の青はスウェーデンの国旗を表しているんだなと勝手に解釈をし、北欧デザイン好きの私はますます惚れ込みました。 それ以来、何個かENVELOPEの商品を購入させて頂き使っていますが、とても使いやすく愛用しており、気に入った製品は何度かリピートして自分で使ったり人にあげたりしています。 この度、ご縁あってブラックツールのひとつとしてENVELOPEの扱いをさせて頂けることとなりました。日本スエーデンの山本社長には感謝申し上げます。 10年前の当時、私が最初に買ったのはポーチM。 ENVELOPE製品の特徴は革を極端に薄くなめしてあり、柔らかく、最初は少し固めのマットな質感だが使っていくうちにキレイにツヤがでてくることが挙げられ、牛革ですが羊のシープスキンのようにやわらかな手触りに変化してきます。極端に薄くなめしてあることの最大の効果になっています。 ↓新品のポーチM。光を吸収するマットな質感。美しくハリがあります。 ↓約10年使った現在のポーチ各サイズ。ハリはなくなりシワが増えています が、ツヤと柔らかさ増しています。 ポーチMにはデジタル一眼レフを入れています。マチはないのですが、革自体の柔らかさが、マチが必要なぶ厚いものでも柔軟に対応してくれます。ちなみにレザーに特別なメンテナンスはしていません。 裏地が1枚あることと革自体の柔らかさがあるので、まるで一度薄い梱包材で包んだような安心感があり、カメラのような大切に扱わなければいけないものを入れるのにちょうどいいんです。カメラはこのポーチに入れて色んな旅先に連れていったり、子供たちの成長を写真におさめてきました。 出張の際にはこのポーチに充電器類をまとめて持っていきます。出張先のホテルでは自分と一緒に仕事を頑張ってくれたスマホや時計はこのポーチの上で充電し、お疲れ様と声を掛けます。 日常がほんのちょっと上質になる。そんなポーチなのです。