メイクアップストーン 開発ストーリー

メイクアップストーン 開発ストーリー

ハビタットスタイルを作ろうとするときに重要なことは二つあると考えています。

一つ目は石の大きさのバランス。
鉢の中で石のメリハリを出すためにはアイキャッチになる大きめの石と、それに次ぐ中くらいの石、小さな石もあることで自然な雰囲気になります。すべて同じくらいの大きさの石を並べたたけでは自然な雰囲気は演出できないですよね。

二つ目は石の形。
「荒野」をイメージした時に、そこに丸みを帯びた石は転がっていないはずです。川によって岩や石が浸食されることはないためです。
そのため石材を割る際には多少鋭利な角の部分や直線的な割れ方を残しておきました。これが鉢内をより荒々しい雰囲気にしてくれると考えています。

OSAKAYAのメイクアップストーンは上記の二つの点を考え制作しています。

Youtubeで実際の商品の動画もUPしていますのでぜひご覧くだい。
ハビタットスタイルの新定番メイクアップストーンNo.1を実際に開けてみる動画 (youtube.com)

基本的にはベージュ系統の石材を国内産・外国産問わず
5~6種類を割って配合し作っています。
容量は約600g。大人の両手一杯といったところです。

 

配合している石材の中から国産の2種類を紹介します。
どちらも和風庭園で使われてきた石材ですが、割ると表情のかわる
特色のある石材です。パッケージの中でこの2種類の石は大きめのものを
3~4個ほど入れています。

 

【かきみ石】
一般的に錆色という石材です。

割ると断面は一色ではなく表情があります。
堆積岩だからか直線的に割れてくれるのでレイアウトしやすいと思います。

 

 

【錦・珪石岩】

この石材も割ると断面の色がグラデーションがかかったように美しい色合いです。ルビーのような色合い、イエロー系、グレーなど様々な色があります。
子供の頃もし川でこの石を拾ったら、持ち帰ってたいたんだろうなと思います。

 

国産の2種類を紹介しましたが、その他にも外国産の石材も使っています。

 


また中くらい~小さめの石は大きさが比較的均等になってパッキングされている小石を仕入れており、洗って乾かしたのち、容器の中に入れています。

この下の写真で5種類の石があります。

全体の体積で言うと、割った石が7割、
仕入れてきた石が3割くらいになっていると思います。

 

石は、さながらクッキーの詰め放題(そんなの見たことないけど)
のように容器いっぱいにパンパンに入れています。
より多くの石を使ってもらえるよう、
隙間が極力なくなるよう小石で調整しながら手作業で入れております。
重量は600g程度です。ずっしり重く感じます。
容器の大きさは75mmΦX高さ110mmです。

様々な種類の石材を配合され、
パンパンに入っていることが見て頂けると思います。
この隙間を極力なくして石を詰める作業、
テトリスみたいで個人的には好きな時間ですw

 

メイクアップサンドNo.1と組み合わせて作ったハビタットスタイルです。

100mm角の鉢だと、石は3~4鉢分くらいは作れそうです。

石の大きさが様々あるところ、鋭利な断面、
石の色味が様々あるところがいいです。

 

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