私の下手の横好き家庭菜園 エピソード0

私の下手の横好き家庭菜園 エピソード0

私が家庭菜園を始めたのは10年ほど前のことです。
その時住んでいたアパートの裏の敷地に畑があり、そこの持ち主が使っていいと言うのでご厚意に甘えて使わせていただきました。

実はアパートの隣の部屋の住人も同じ人から畑を借りており、その方もいろいろ植えていたので、こっそりライバル視していました。

その時植えたのはトマト、キュウリ、ナスという家庭菜園では一般的な野菜だったのですが、ろくに知識もなかった私は、雨上がりのビシャビシャの畑に苗を埋め込み、これで植え付け後の水やりのも不要!俺って賢い!と思っていましいた。

そんな植え方でもなんとか植えた苗は根付き、すくすくとはいかないまでも育ってはくれました。

しかし、トマトの脇芽を取らなかったり、ナスは最初にできた実を大事そうにいつまでもプラプラさせていたり、ろくに畝も作らなかったりだったので、苗が水没したり、ろくに収穫できませんでした。

畑を貸してくれた方は大変心の広い方だったんだと思います。
あんなデタラメな育て方をしていたのに、何も言わず見守っててくれたことに感謝です。私なら口も手も出出したくなってしまうところです。

対して隣の部屋のライバルさんは、同じ畑でこうも違うかというくらい立派に育っておりました。勝手にライバル視していましたが惨敗です。
挙句の果てに、たくさん採れたからとエゴマの葉のおすそ分けを頂きました。
どうやって食べるのか聞いたら「ジョン」にして食べるのだそう。
あれ以来「ジョン」を作ったことはないけれど、なんだか不思議な料理でした。

 

 この経験から何年か経ち、ようやくトマト、キュウリ、ナスくらいは作れるようになりました。
ようやく初心者のスタートラインに立ったくらいなのですが、下手の横好きとはよくいうものです。
耕さない土づくりをやってみたり、コンパニオンプランツを植えてみたり、生ごみたい肥をやってみたり、グリーンカーテンをやってみたり。

プロの農家さんや、何年も家庭菜園をしている方からしたら笑われちゃうような事ばかりしていますが、それでも楽しくやっています。

そんな園芸初心者の私ですがどうぞよろしくお願いします。

 

 

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