メネデール・リキダス・ハイポネックスの違いとは?塊根植物・多肉植物に効く正しい使い分け方

メネデール・リキダス・ハイポネックスの違いとは?塊根植物・多肉植物に効く正しい使い分け方

園芸店やホームセンターに行くと、
必ずと言っていいほど目にする「メネデール」「リキダス」「ハイポネックス」。
 名前やパッケージは似ており植物お助けアイテムであることは間違いないのですが、
実は「それぞれ役割(成分)が全く違う」ことをご存知ですか?

特に、塊根植物(コーデックス)や多肉植物・アガベを育てる場合、これらを間違ったタイミングで使うと、調子を崩したり最悪の場合は枯れてしまう原因にもなります。

この記事では、初心者からマニアまで迷いがちな「三大お助けアイテム」の正体と、多肉・塊根植物における正しい使い分け方を徹底解説します!

我が家にも常に常備の三大お助けアイテム。
大きな容量のものでコスパよく使ってます。

 

そもそも何が違う?人間で例える役割の違い

まずは、それぞれの基本的な立ち位置を整理しておきましょう。

 ・メネデール(植物活力剤) = 植え替えや怪我を癒やす「サプリ・常備薬」

 ・リキダス  (植物活力液) = バテた体をシャキッとさせる「総合栄養ドリンク」

 ・ハイポネックス(液体肥料) = ぐんぐん育てるための「主食(ごはん)」


1. メネデール   「ベアルート発根管理」と「植え替え」の必須アイテム

・ジャンル: 植物活力剤(※肥料ではありません)

・主成分: 2価鉄イオン

・得意技: 「発根促進」と「植え痛み(ストレス)の軽減」

💡 多肉・塊根植物における使い方

草花以上にメネデールが重宝されるのが、海外から輸入された「ベアルート株(発根管理前)」の立ち上げや、根を整理した植え替え時です。

根っこが一切ない、または乾燥しきった状態の株を覚醒させるため、薄めたメネデール溶液に浸したり、腰水として使ったりします。鉄イオンの力が「発根スイッチ」を刺激し、ゼロからの根出しを強力にバックアップしてくれます。 ※根がない状態のときに肥料(ハイポネックス)をあげるのは絶対にNGですが、メネデールなら大丈夫です。

 

 

2. リキダス  「季節のストレス軽減」と「根張りの底上げ」

・ジャンル: 植物活力液(※肥料ではありません)

・主成分: カルシウム、アミノ酸、フルボ酸、各種ミネラル

・得意技: 「全体的な免疫力アップ」と「肥料の吸収サポート」

💡 多肉・塊根植物における使い方

多肉植物やコーデックスは、根腐れを防ぐために「水やりのメリハリ(辛め管理)」が大切ですが、過酷な環境が続くとどうしても株がバテてしまいます。

そこで活躍するのがリキダスです。猛暑による夏の停滞期や、室内管理への移行期、剪定直後など、株が環境ストレスを感じやすいタイミングで定期的に与えることで、夏バテや冬越しを予防します。また、肥料ほどガッツリ成長させたくないけれど「健康で肉厚な葉や株に育てたい」というときに、普段の水やり感覚でライトに使えるのも魅力です。

 

 

3. ハイポネックス(液肥) 「成長期」を加速させる主食

・ジャンル: 液体肥料

・主成分: 窒素・リン酸・カリウム

・得意技: 「成長を促す・コーデックスの肥大化・株の充実」

💡 多肉・塊根植物における使い方

塊根をぷっくり太らせたり、株をエッジの効いた姿に仕立てたりするためには、成長期における「アクセル」が必要です。そこでハイポネックスの出番となります。

ただし、使い方には3つの鉄則があります。

1.薄めに希釈する: 一般的な草花より薄く(原液なら 1,000〜2,000倍)希釈し、水やり代わりに与えます。

2.時期を選ぶ: 春〜秋の「成長期」だけに絞り、休眠期(真夏・真冬)は絶対に使用しない(肥料焼けの原因になります)。

3.日照とセットで: しっかり日光と風が当たっている健全な株にだけ与えます。日照不足の状態で使うと「徒長(ヒョロヒョロ伸びる原因)」を招くので要注意です。

梅雨明け直後、暑い日が続いた夕方、SUSTEEで完全に鉢の中の水分がなくなったことを確認し、柱サボテンにリキダスを注入。真夏なのでハイポネックスは与えません。

 

 

まとめ:迷ったらこのフローチャートで選ぼう!

シチュエーションに合わせて賢く使い分ければ、気難しい塊根植物や多肉植物もぐっと機嫌よく育ってくれます。


 

お気に入りの植物たちを元気にカッコよく育てましょう!

 


 

 

ブログに戻る
RuffRuff Apps RuffRuff Apps by WANTO