メイクアップストーンNo.2 volcano 開発ストーリー

メイクアップストーンNo.2 volcano 開発ストーリー

Osakayaの提案するハビタットスタイル、
「ネオハビタットスタイル」は原生地の再現と植物の育成の両立がテーマで、
これまでオリジナルサンドやハビタットシートを販売してきました。
今回、新しいメイクアップストーンを販売することになりました。

塊根植物の化粧砂は富士砂を使うという方は多いと思います。
黒い化粧砂は鉢をグッと引き締めます。
富士砂はその名の通り、富士山近辺で採取される火山から噴き出た溶岩により作られた石です。多孔質で水持ちと排水性を併せ持ち、
植物の生育にも適しています。

そういった富士砂のような溶岩石を、
大小の大きさをあえてバラつかせることで、まるで森林限界を超え、
火口付近に自生している高山植物のような雰囲気を出すことができないかと考えました。実際に塊根植物はそういった場所に自生しているわけではありませんが、ネオハビタットスタイルは植物の育成が優先。
実際にはあり得ない植物と化粧石の組み合わせも
鉢の中でその世界観が完成していれば鑑賞価値があります。

 

国内石材系の2社のメーカーから、大中小の合計3種類の大きさの溶岩石を取り寄せ、まずは試作。まずは洗って乾かし、フルイ掛けをしました。
また容器の中で仕切りを入れて小・中と大サイズを(だいたいですが)
仕切ることにしました。

よく流通している国産の富士砂よりもより黒ぽく、
より多孔質です。ときおり少し青っぽい石の脈のようなものが見受けられる
石もありますが、そこまで気にはなりません。

 

 

 

 早速ですが、植物も植えてみました。

 

ユーフォルビア峨眉山 

日本で作られた品種ですが、中国の霊山の名がつけられています。行ったことはないですが、もしかするとこんな雰囲気の山なのかもしれません(妄想)

ハオルチア玉扇

これも雰囲気出てると思います。ホントはもっと埋めたいところですが鉢に入りきりませんでした。

 

 

通常は富士砂は粒の大きさが揃えられている場合がほとんどですが、大きめの石を含め大きさがバラつくだけで、鉢の中が急に火山の火口周りのような荒々しい山岳風景になりました。有りそうで無かった絶妙な雰囲気になりました。

なお一般的に販売されている国産の富士砂(osakayaのものと比べても)と比べると、より多孔質でより濃い黒色です。

比較的大きめの溶岩石は小ロットで販売しているところはほとんどなく、石材の専門店などでないと入手できません。

Osakayaではそれぞれの大きさの溶岩石を組み合わせてリパック販売をしたいと思います。

その名もメイクアップストーンNo.2 volcano!

是非みなさんがお持ちの植物も、本来はあり得ない化粧石との組み合わせで、鉢の中での山岳風景をお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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