5050WORKSHOPのTRIPOD(三脚)の接続について

5050WORKSHOPのTRIPOD(三脚)の接続について

5050WORKSHOPのMINIMALightはキャンパーに人気のライトです。
しかし、みなさんが口をそろえて言うのが
【付属パーツがわかりにくい】という事。

結論を言ってしまえばMINIMALightだけ買えばいいんじゃない?
と言ってしまいたくなるのですが、なんだかMINIMALightの売り場に行くと、このパーツは何に使うのか、こっちとこっちは何が違うのかが気になります。
え!?気になりませんか?私はすごく気になります。

気になって調べてみたら、思っていたよりも深い沼にはまってしまいました。
しかし、ちゃんと理解したことで、

「こんなの初めて買う方には解説しないと分かるわけない」

という気持ちが強くなり、まとめました。
別に単体で使うから知らなくていいし・・・とか言わないでお付き合いください。

奥深い5050WORKSHOP MINIMALight沼にお連れします。

 

初級編

シェードを付ける

シェードを付けたいという人は多いでしょう。
一度MINIMALightを暗いところで使ってみると分かりますが、MINIMALightは光源が見える作りなので、テーブルの上に置いておくにはちょっと眩しいからです。
でもご安心ください。これはとても簡単です。
5050WORKSHOPのシェードは別売パーツを購入しなくてもMINIMALightに接続できます。
勘の良い方はお判りでしょうが、これを初級に入れたという事は、これ以外は別売の接続パーツが必要になるという事です。
さぁ、沼への一歩目ですよ。



中級編

TRIPOD(三脚)を付ける

おそらく多くの人が失敗したポイントです。
どうやったら取付できるのかが分かりにくいです。

TRIPODを買えば、それだけでライトに取付けできそうですが、別売のSCREW ADAPTORが必要なのです。

↑右側がMINIMALightで左側が別売のSCREW ADAPTORです。

MINIMALightのレンズ部分を回すとなんと取れるのです!
え?なんかLEDのチップみたいなのが見えちゃって絶対外しちゃマズイ部分だと思いますがOKです。
取れた部分にスクリューアダプターを付けると・・・こんな感じです。

 

写真ではライトを付けていますが、このアダプターを付けるという事は、ネジ山を付けて何かに接続するという事なので、普通はこっちのライトは付けません。

そうすると、この三脚から出ているネジ山が取付できるようになります。
ちなみにこのネジ山は1/4というサイズ。三脚は基本的にこのネジ山なので、SCREW ADAPTORさえ買っておけば、手持ちの1/4ネジの三脚が使えます。

SCREW ADAPTORは磁石も付いているので物置とか車とかにくっつけることができるのも嬉しいポイント。

なお、MINIMALightの三脚として使うのならTRIPOD SSがお勧めです。
他のサイズでも取付できますがちょっと大きくてスペースを取ります。

 

 

上級編

5050WORKSHOPの2WAY STANDと組み合わせる。

こんな風にしたいなーと思っているのなら

・2Way STAND
・MINI TRIPOD for 2WAY STAND Sまたは
・MINI TRIPOD for 2WAY STAND Lを買えばOK

MINI TRIPOD SS は買ってはいけません。

ここからちょっと難しい深い沼の部分ので読み飛ばしてもOKです。

なぜMINI TRIPOD SS を買って行けないのかについて説明しましょう

 


TRIPOD のSS、S、Lの写真です。
一見すると同じ商品のサイズ違いの3点に見えますが、メーカーサイトを見ますと正式名称は

・MINI TRIPOD SS
・MINI TRIPOD for 2WAY STAND S
・MINI TRIPOD for 2WAY STAND L

となっています。

つまりSとSSは2WAY STANDに取り付ける三脚であり、
SSとは別の商品なのです。

ですのでよく見るとSとLには真鍮色のアダプターが付いています。
ちょっとわかりにくいですか?

 

 

実はSとLには外箱にもしっかりアダプターが書かれています。
このアダプターが無いと2WAY STANDに取り付けることができないのです。

2WAY STANDのネジ山はM10というサイズで、TRIPODのネジは1/4というサイズなので、それを変換する必要がありますからね。

 

ではSSは何かというと、さきほど紹介した

 

↑このようにするための商品なのです。
MINIMALightにSCREW ADAPTORを取り付けてTRIPOD SSを取り付けます。

 いや~分かりにくい!
全部にアダプター付ければいいのに!
と思うでしょうがSSサイズにポールを取り付けると小さくて安定しないので、アダプターを使う事は無いのです。絶対に使うことの無いオプションパーツは付けなくてもいいのでSSサイズにはアダプターは付いていません。

ちなみに、私は絶対に使わないズボンの裾上げの切れ端と、予備のボタンは要りません。デニム生地なら水垢が綺麗になるみたいですが、使ったことはありません。ですので不要なアダプターは同封しない事には賛成です。

話を戻しましょう。
どうですか?メーカーの立場になると気持ちがわかりませんか?
苦肉の策でFOR 2WAY STANDと名前を加えた気持ちも分かる。

 きっと2WAY STANDという商品が既にあって、これとTRIPODとMINIMALightを取り付ける方法を試行錯誤してこうなったのでしょう。

 

 

考察

さて、長文にも関わらず読んでいただきありがとうございます。

結局MINIMALightをはじめとして、キャンプ用の小型LEDライトはスタンドとして使うよりも、圧倒的に吊るすのが多いので、「そもそもライトに三脚付けないよ」という事なのですが、調べていくうちにメーカーさんの涙ぐましい努力が見えてきて思わずブログを書いてしまいました。

こうしてみるとこのメーカー側の涙ぐましい努力に敬意を表してMINIMALightをスタンドとして使ってあげたくなる私なのでした。

 

最後に

三脚ネジは1/4
2WAY STANDのネジはM10

ということが分かれば、オプションパーツが何と何を繋ぐのかがイメージしやすくなり、必要なパーツが分かると思います。

 

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