今回はキャンプでは無いのですが、とあるイベントに行って虫眼鏡で火を熾すという体験をさせてもらえたので、その時の話をしたいと思います。
そのイベントは30人くらいの親子が参加するイベントで、1日目はコテージに泊まり、みんなで料理をして食べ、2日目はネギを収穫したり、アユのつかみ取りをしたり、火おこし体験をして、芋煮を食べるというもの。
火おこし体験は、虫眼鏡や、火打石や、キリモミ式の火起こし道具で火を熾してみようというもの。
息子と二人でキリモミ式で火を熾すことはできませんでしたが、かえって二人だと難しく、火種を作ることができませんでした。
弓のような道具で私一人でクルクルやったら火種を作ることができ、私の初めてのきりもみ式での火起こしとなりました。
虫眼鏡で火を付ける方法では、「虫眼鏡だけでは黒くはなるが、なかなか火を熾すことはできない」と教えてもらい。キノコのサルノコシカケを乾燥させたものに虫眼鏡で光を集めて当てると、黒く焦げて火種になり、それを焚きつけの中に入れて息を吹きかけると火が付くというものでした。
私が息を吹きかけて火を熾そうとしているところに息子が虫メガネで邪魔・・・いや、手伝ってくれるのが、今見るとほほえましいのですが、この時は本当に邪魔でした。
私もキャンプはするとは言え、夕食の準備は何かと忙しく、ガスコンロで調理をするようになり、焚火にもガスバーナーと着火剤で火を付けてしまいます。
子供ももう少し大きくなったらこんな風に大事に火を育てるなんてことができたらななんて思います。