エバニューの【TibiTibi呑山臥酒 EBY219】と【TibiTibi EBY260】の違いについて

エバニューの【TibiTibi呑山臥酒 EBY219】と【TibiTibi EBY260】の違いについて

エバニューにTibiTibiというお猪口があります。

しかし実はTibiTibiには2種類あり、値段も違います。
一体どちらがいいのか悩むところですが、2つ購入することもなかなかできないと思うので、この商品について私のお酒と商品に対する主観を交えながら語っていきたいと思います。

 

名前について

まず【TibiTibi呑山臥酒】についてですが
そもそも、学の無い私には読めなかったので調べてみました。【酒池肉林】なら読めるのですが・・・。

メーカーページによると『吞山臥酒』は、雲仙雑記に記された『呑花臥酒』をもじったものとのこと。山の素晴らしさを味わって、酒に酔い心地良くなって横になるという意味とのこと

・・・、そもそもの『呑花臥酒』が読めないのでこれも調べてみました。
呑花臥酒(どんかがしゅ)春の日に、花をめで、酒を飲み、行楽の極みを尽くすこと。

・・・なるほど!【花】を【山】に変えて吞山臥酒か。

 

飲み口の薄さについて

メーカーページによると「TibiTibi呑山臥酒 」は「TibiTibi」のフチを磨き、さらに口当たりを良くした特別仕様 と書いてあります。

どうですか?分かりますか?
左側が普通の「TibiTibi」で右側が「TibiTibi呑山臥酒 」です。
確かに少し薄くなっているように見えます。
触ってみるとよくわかります。
この僅かな薄さが口当たりの良さを生み出しているのですね。

重さについて

こちらが「TibiTibi呑山臥酒 」。メーカーサイトでは15gですが16gでした。
使っている機器の精度が怪しいので1gの差については触れません。

こちらが通常の「TibiTibi」。なんと同じ重さ!
1gに満たないレベルで飲み口を薄くしていると事ですね。「TibiTibi呑山臥酒 」の方が軽いと思っていたので意外な結果でした。

 

デザインについて

「TibiTibi呑山臥酒 」と「TibiTibi」の分かりやすい違いは何と言ってもデザインでしょう。

上が「TibiTibi呑山臥酒 」で下が「TibiTibi」です。
底面に山の字があります。

次に底面のデザインについて。
上が「TibiTibi呑山臥酒 」で下が「TibiTibi」です。
呑山臥酒 と書いてあるのですが少し見にくいですね。

 

どうですか?光の当たり具合で見えにくいかもしれませんが、これは所有欲を満たしてくれるポイントであると感じました。
と言うのも通常のTibiTibiは何も書いていないので、のぺっとしたチタン製のぐい呑みという印象です。それがかえっていいという人もいるでしょう。

「TibiTibi呑山臥酒 」は上記のように丁寧に梱包されています。
しかしこの箱は特にケースとして使えるわけではないのでいっそ呑山臥酒って書いてある巾着みたいなものの方が嬉しいなぁと思います。

こちらが普通の「TibiTibi」・・・ビニールに入っているだけでちょっと残念
でもどうしろと言われると困る。必要十分といわれればその通り。

 

結局どちらがいいかと私的な日本酒の感覚

ここからは余談です。お時間があればお付き合いください。

私は決してグルメではありません。
豚肉と牛肉を間違えることもあるレベルです。

以前ドラッグストアで買った半額の日本酒と、地元の酒屋で買った地酒のブラインドテストをした時もよく分かりませんでした。

その時に、妻に「俺は何飲んでも変わらないから安い酒で十分だな」なんて感じの事を言ったら「誰とどう飲むかとか、雰囲気とかが味を決める要素の一つであって、ラベルもその一つと考えればいいんじゃない?だから安い酒で十分って思わなくてもいいでしょ」みたいな事を言われました。

なるほど、なかなか良い事を言うなと思ったものです。

例え味音痴だとしても、ラベルや器が変われば美味しく感じる。
それが気持ちを上げてくれる。キャンプってそういうものだ。
「TibiTibi 」、
「TibiTibi呑山臥酒 」はそんなプラスアルファの価値を与えてくれるギアだと思います。

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