鍛月(TAN GETSU)鍛鉄フライパン MAGE 2mm
鍛月(TAN GETSU)鍛鉄フライパン MAGE 2mm
低在庫
【12時までのご注文は当日発送!(店休日除く)】
鍛治工房 弘光さんの手掛けた鍛造のフライパンです。
OSAKAYAではキャンプや家庭で使いやすいようにと、職人さんにお願いして2mm厚で作っていただきました。
鍛月(TAN GETSU)鍛鉄フライパン MAGE 2mm
鍛治工房弘光さんは江戸時代のたたら操業から始まり、打刃物、小農機具、生活用具、刀剣鍛錬の鍛治業を受け継ぎながら、玉銅、和鉄、鉄による工芸品の製作に取り組み、出雲の鉄文明・技術を現代に継承しています。
日本刀鍛錬の技法を今に生かした作品はプレスや機械加工で作ったものとは違う美術品のような美しさがあります。
一つ一つ手作りで作ったフライパンの表面はまるで月面のクレーターのような荒々しさと美しさが共存した神秘的な輝きさえ感じます。この世に一つだけのフライパンを長い時間をかけて愛でていきませんか。
特徴
①月のクレーターのような表情
「鍛造」は、鉄を鋳型に流し込み成形する「鋳造」と異なり、素材を熱し叩き鍛えて成形していきます。その作業はひとつひとつ職人の手によって行うため、数を作ることが容易ではなく、またそれぞれの作品の風合いなどもすべて異なります。機械でプレスをする鍛造のフライパンもありますが、それではどうしても均一な表情になってしまいます。一つ一つ違う表情を月面にたとえ鍛月という商品名を付けた製作者さんのセンスに脱帽です。
②刀にも使われる「かしめ留め」
持ち手と本体を繋ぐ方法には「かしめ留め」と言われる江戸時代から受け継ぐ伝統の技で、溶接よりはるかに耐久性が高く、見た目も美しく仕上がります。
鉄のフライパンには本体と取手を一枚の鉄の板から作ったり、溶接したりするものもあり、キャンプ用のフライパンとして人気がありますが、鍛月のフライパンはあえて手間のかかる方法で製品の美しさを高めています。
③日本刀鍛錬でも使われる鍛鉄技術で鋳鉄のフライパンよりも丈夫
鉄のフライパンが好きな方はプレスした打ち出しフライパンか、鋳物のフライパンのどちらか、あるいはどちらも購入を検討されていると思いますが、鍛造フライパンはそれらとはまた違った製造方法です。
鍛造は日本刀を作るときのように鉄を熱して何度も何度も叩きます。それによって酸化被膜を取り除き、金属の内部の結晶が整い、強度と硬度が上がります。また、叩く過程で気泡などの内部欠落を圧着することができるので鋳造よりも強度が高くなります。2mmのフライパンと言えど、それはまるで日本刀のごとく鍛え上げられた鉄。
一生使えることはもちろん、美術品のような美しさも楽しめます。
④OSAKAYA特注の2mm厚で使いやすく
鍛月のMAGEは通常2.8mmですが、OSAKAYAでは製作者さんにお願いをして、寸法はそのままで板厚を2mmで作ってもらっています。それにより通常のMAGEよりも軽量で取り扱いしやすくなりました。フライパンは厚みがあると蓄熱性が高く温度も安定しますが、結局のところ重いと使いにくいという声は多いです。
板厚が薄くなっても鍛造の特徴である丈夫さで屋外でも安心して使用いただけます。
⑤そのままテーブルに出せば、うっとりとしてしまうほどの美しさ
鍛月のフライパンは叩いて生まれた独特の表情が料理を乗せることでさらに美しく、鉄の表情が生きてきます。この何とも言えない表情は機械でプレスしたフライパンには絶対に出せません。料理がより一層映えるフライパンです。
本体長さ39cm(持ち手含む)
重さ 約600g
素材:アイアン(鍛造鉄)